学生がアルバイトで自費で建てたと言われてる。日本最南端の碑コレクション 

日本最南端の碑

日本の最南端の島は東京都小笠原村の無人島である沖ノ鳥島ですが、人が住む島では波照間島が日本最南端となります。そのため、波照間島には多くの碑が建てられています。

碑は波照間島の最南端、高那崎に建てられています。1つずつ紹介してみましょう。

日本最南端之碑
日本最南端之碑

1970年に北海道から旅をしてきた学生が、アルバイトをして自費で建てたと言われています。1970年といえば沖縄の返還前のことですね。

波照間之碑
波照間之碑

神道青年全国協議会が1977年に完成させた碑です。1972年の沖縄本土復帰を記念して作られました。

聖寿奉祝の碑(中央の日の丸の碑)
聖寿奉祝の碑(中央の日の丸の碑)

「せいじゅほうしゅく」と読み、同じく神道青年全国協議会が1985年に建てた碑です。はじめは波照間の碑の完成後に国旗を掲揚する塔を建てましたが、強風で国旗が耐えられなかったため、あらためてこの碑を建てました。

日本最南端平和の碑

1995年に竹富町が終戦50年を記念して建てた碑です。

と、こんな感じですが、はじめてこの地を訪れた方は碑の多さに驚いたことでしょう。そしてどれとどれが関係するのかと悩んだと思います。このとおり、神道青年全国協議会が建てた碑を除けば、関連性はなかったことがわかります。

しかし最初の碑を学生がアルバイトで建てたという話にはおどろきますね。

全員集合の図
全員集合の図!

ここから撮影すると全部写っていい感じ!

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日本最南端の碑 基本情報

  • 設備:無し
  • 行き方:港から約4km、自転車で約20~30分。北集落、もしくは南集落付近からは約2.5km、自転車で約15分。
日本最南端の碑

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