【ニーラン神石】ニライカナイの神様が船をつなぐ石!

ニーラン神石

竹富島で大切にされている神石。神石は「かんとぅい」と読みます。

一年に一度、ニライカナイから神様が五穀豊穣のために島を訪れ、その際に船を係留するための綱をこの石につないだと言われています。

島の祭祀や神事の執り行われる場所ゆえ、神聖な石です。観光で訪れる方は願掛けなどせずに、そっと竹富島の文化や歴史、神話に思いを馳せてください。

ニライカナイとは?

遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされる異界。

豊穣や生命の源であり、神界でもある。年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされる。また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられている。琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。

wikipedia
解説の碑
解説の碑

場所は西桟橋とコンドイビーチを結ぶもっとも外側の外周道路の、コンドイビーチ入り口から少し北あたりに海岸へ向かう小道を入って行きます。集落の中心からだいたい1.3kmぐらいの距離でしょうか。

コンドイビーチから見たニーラン神石の場所
コンドイビーチから見たニーラン神石の場所

西桟橋とコンドイビーチの間にあるので、いずれかから浜を歩いても行けます。

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ニーラン神石 基本情報

設備:解説の碑があるのみ
行き方:集落から自転車で約8分

ニーラン神石

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