石垣港離島ターミナルから高速船で約25分で行ける島。八重山の中でもリゾート開発の進んだ島と言えるでしょう。2001年に放送されたNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台としても一躍有名になりました。
集落は島の中央の本集落と細崎、港周辺に集中しており、民宿や食事処は本集落に集まっています。八重山の中でも古くからリゾート開発が進んでいるせいか、八重山の島々の中でもっとも挨拶率の高い島かもしれません。
外周は16.6kmと、それほど大きな島というわけではありませんが、高低差が激しいため、自転車で島を散策するのであれば絶対に電動アシスト付き自転車にしたほうが良いです。足漕ぎ式はかなりツライです。もしくはレンタバイクにしたほうが良いでしょう。車を借りるには微妙な広さです。
島の雰囲気:小浜島の本集落は古民家が多く残っています。八重山で赤瓦屋根の古民家といえば真っ先に竹富島をイメージしますが、竹富島は島のルールで新しく建てる家屋は赤瓦屋根とすることから、小浜島のように当時の古民家が残っているのは珍しいと言えるでしょう。
島に泊まろう:小浜島の一番の見どころは大岳(うふだき)展望台からの眺め。八重山の「ヘソ」と呼ばれるだけあって、多くの島々をのぞむことができます。日帰りでも楽しめますが、ぜひ宿泊して島の方々や旅人たちとのゆんたくを楽しんでみてください。
行き方:石垣港離島ターミナルから安栄観光、八重山観光フェリー、ドリーム観光の三社が船を運行しています。所要時間は約25分。時刻表は「八重山、船の時刻表」が便利です。
八重山・離島の旅マップ(小浜島編)