西表島最西端・船浮集落へのアクセスガイド
西表島最西端の船浮集落は、手つかずの自然が残る秘境の地。陸路は開通しておらず、アクセスには少し工夫が必要です。
今回は、石垣島から西表島へ行き、路線バスと白浜-船浮を結ぶ定期船航路を使ったアクセス方法をご紹介します。
1. 石垣島から西表島へ
- 石垣港離島ターミナルから西表島の上原港へ高速船で移動します。
- 所要時間:約45分
- 運航会社:安栄観光、八重山観光フェリーなど
2. 上原港から白浜へ
- 上原港から路線バスに乗車します。
- 所要時間:約30分
- 運賃:約500円
- バス停:白浜
3. 白浜から船浮へ
- 白浜港から船浮への定期船に乗船します。
- 所要時間:約30分
- 運航会社:船浮観光(予約が必要です)
- 運賃:片道1,500円程度
船浮集落へのアクセスは、公共交通機関での移動がメインになります。
事前にバスの時刻表や船の運行情報を調べることをお勧めします。
船浮集落へのアクセスは少し大変ですが、その分、手つかずの自然が残る美しい景色を満喫することができます。
まずは、石垣島から西表島へ船で、
石垣島から西表島に行く場合、大原港と上原港の二箇所あります。
目指す船浮には上原港が近いのでそちら方面に行く船に乗りましょう。
目指すは、日本最南端の白浜バス停
上原港に着いたら白浜行きの西表島交通の路線バスに乗り換えます。
そして終点となる日本最西端のバス停白浜までいきます。
終点で降りたら最西端のバス停って事で写真を撮りましょう。(大きなお世話)
ちなみに最南端のバス停も西表島にあって大原港に近い豊原というバス停です。
ここでも写真を撮りましょう!(とか言いながら写真を撮り忘れたので今度アップします。)
与那国の久部良バス停が最西端なんじゃないの?って意見がありますが、バス停に書いてあるし、詳しい理由はわかりません。
有料とか無料とかが関係してるのかな?ちなみに久部良バス停には最西端と書いてないらしいです。
ここまでくると最北端と最東端のバス停が気になりますよね!
えっ気にならないっ!まあそういう人はおいておいて、まずは最北端は最北の地、宗谷岬の宗谷岬バス停
で、最東端はこちらも北海道で根室交通が運行する納沙布線の納沙布岬バス停です。
うーん。勉強になりますねー!
日本最南端の路線バス会社・西表島交通株式会社
路線バスの所要時間は、西表島東部の大原から白浜まで約1時間半ほどかかります。
本数も少ないため、余裕を持って出かけたほうが良いでしょう。
路線バス車内で便利でお得なフリー乗車券
参考までに、路線バス車内で便利でお得なフリー乗車券が購入できます。
この他、石垣島から上原港へ来た場合、その日のうちに船浮を目指すのであれば、安栄観光の乗船券なら安栄観光の送迎バスを、八重山観光の乗船券なら西表島交通のバスを、それぞれ無料で乗車することができます。
このとき、石垣港離島ターミナルで乗船券を購入するときに、どちらの船会社であっても、カウンターで「白浜方面へ行くのでバス券をください」と必ず伝えてください。
なお、安栄観光の乗船券(バス券)では西表島交通のバスに無料で乗ることはできません。
逆も然りで、八重山観光の乗船券(バス券)で安栄観光のバスには乗れません。
船の航路は両社の共同運航ですが、バスはまったく別扱いとなりますので注意が必要です。
さらに八重山観光の場合は、無料で西表交通バスを利用できるのは9月までとなります。
まとめると、その日のうちに石垣島から白浜、船浮へ移動するならば、安栄観光を利用したほうが迷うこと無く確実に行けると言えるでしょう。
もう少し旅行者の利便性を考えて欲しいところですね。
このバスのシステムはわかる人(運営側)にはわかるのでしょうが、わからない人(ユーザー)にとっては、非常にわかりにくいので石垣島で行きの船券を買う際に発券する船会社のカウンターでバスの案内をしっかり確認する方が良いでしょう。
船浮港(ふなうきこう)
船浮港、スタッフなどはいません。
ほとんど、観光の方以外だれも見えないです。
ここも無人で、中にはトイレと昔炭鉱時代の栄えていた、歴史が書かれているパネルがあります。
船浮海運
白浜港から船浮までは船浮海運が運航する船を利用
舟浮海運は有名人の池田卓(いけだ すぐる)さんが現在運営しています。
白浜からは10分で到着します。
白浜発 | 船浮発 |
---|---|
白浜発 | 船浮発 |
- | 07:50 |
08:45 | 08:15 |
10:55 | 10:35 |
13:20 | 12:50 |
15:50 | 15:30 |
17:50 | 17:10 |
船浮海運:西表島最西端へのアクセスを支える
船浮海運は、西表島の最西端にある船浮集落へのアクセスを支える重要な役割を担っています。
船浮集落は陸路でアクセスできないため、船浮海運の定期船が、島内外の人々の重要な足となっています。
船浮海運の定期船は、白浜港と船浮集落を結んでおり、観光客だけでなく、島民の生活の足としても欠かせない存在です。
船浮海運の特色
- 西表島最西端へのアクセス: 陸路ではアクセスできない船浮集落への唯一の交通手段です。
- 島民の生活を支える: 島民の生活に必要な物資の輸送や、医療機関へのアクセスを確保しています。
- 観光客へのアクセス: 手つかずの自然が残る船浮集落へのアクセスを提供することで、観光の活性化にも貢献しています。
船浮海運の定期船は、西表島の自然と文化に触れたい観光客にとって、貴重なアクセス手段と言えるでしょう。
船浮(有限会社船浮海運):竹富町字西表2458
- 電話:0980-85-6552(白浜営業所)
- 電話:0980-85-6161(船浮営業所)
(冬):冬季12/1~2/29運航 (夏):夏季7/21~8/31運航
- 所要時間(目安):10分
- 運賃:
船浮〜白浜往復 - 片道:大人:片道1,500円 小人:片道750円
※天候・気象条件により予告なく変更される場合がございます
(^^♪船浮海運のスタッフ様へ
時刻・料金の変更、お知らせありがとうございます。
離島を旅するみなさまの為、最新の情報を提供いただき心より感謝申し上げます。
2019年10月1日 八重山離島の旅
秘境の船浮へ到着
西表島でもここは、離れた陸の孤島と呼ばれ秘境の村になっています。
昔は炭鉱があり、200名近く住んでいて映画館や娯楽施設も数件存在したとか、現在は、観光客も来ますので宿もあり数十人が住む自然豊かな村になっています。
ちゃんと学校もあります、電気水道もありますので不便は無いと思います。
船浮きツアーの送迎を利用する
船浮きのツアーを持っているところは、西表島上原港から小型船でお迎えに来てくれます。
ふと海をのぞくとウミガメが見れる時だってあります!
季節により楽しみ方は違うと思いますが、何もしないゆったりした時間に癒されるのも非日常的でいいでしょう。
石垣島に住んでいる人でもあまり行く機会のない船浮ですが・・・
奥西表の透き通る海はなかなかお目にかかることができない絶景
必ず行くべきパワーチャージスポットです。
島のお店を利用することは、単に買い物をするだけでなく、島の人々の生活を支え、地域経済を活性化させることに繋がります。
観光客として島を訪れる私たちにとって、島のお店を利用することで、島の人々と触れ合い、温かいおもてなしを受ける機会にもなります。
そこで生まれる会話や出会いこそ、離島の旅を豊かにする、かけがえのない宝物。
島の人々の笑顔と、ここでしか味わえない温かいふれあいを、ぜひ体験してください!
マナーを守り、心に残る旅を!