石垣島が舞台になった映画まとめ

【石垣編】八重山諸島が舞台になった映画まとめ

八重山諸島は、日本最南西端の島々で、石垣島、竹富島、西表島、与那国島、波照間島、小浜島、黒島、鳩間島、新城島、由布島の総称です。

本島には無い、八重山諸島ならではの雄大な自然や景観から、たくさんの映画のロケ地になっており、この記事では、八重山諸島が舞台になった映画を島ごとに2回にわたって、ご紹介しています。

目次

石垣島が舞台の映画

神々の深き欲望(1968年)

神々の深き欲望
画像引用元;http://piacinema2.xtwo.jp/contents/google/flyer/115338.jpg

南海の孤島で、現代文明と神話の伝統が対立し、日本人の生と性を描いている。クラゲ島では暴風と津波が起こり、島民は巨岩を発見し原因を探る。竜立元は太根吉を罰し、刈谷は水源調査のために島にやってくる。しかし、島民の妨害で調査が困難になり、刈谷はトリ子と関係を持つ。巨岩の処理が終わり、刈谷は島を去るが、観光開発のために島は買収される。竜は死に、根吉とウマも殺される。5年後、刈谷は妻とともに島を訪れ、トリ子岩を見る。一方、亀太郎はトリ子の幻影を見る。

うみ・そら・さんごのいいつたえ(1991年)

真夏の島で、小学生のたかしは祖父から漁を教わる。東京で疲れた悦子が娘のかおりを連れて帰郷し、かおりは島の子供たちと仲良くなる。海の図鑑をもらったかおりの海への興味が深まる。たかしの母や漁師のコンゾは悦子の昔の友人で、海で暮らす姿が羨ましい。しかし、リゾートホテルの建設計画が持ち上がり、村人たちは海を守ることを決意する。かおりたちは小舟で流され、見知らぬ島に辿り着くが、助けられる。夏が終わり、かおりは素晴らしい思い出を胸に東京に帰っていく。

 白百合クラブ東京へ行く(2003年)

2002年10月、東京の鴬谷・東京キネマ倶楽部では、初めて出会うバンドへの熱気に包まれていました。中江裕司監督によって紹介されたのは、沖縄の石垣島出身の「白百合クラブ」というバンドでした。彼らは終戦の翌年に結成され、同じメンバーで56年間も活動を続けており、結成当時は17、8歳だった若々しい女性たちも、今では年配の方々です…。とにかく、素晴らしいバンドです。前代未聞の日本最高齢バンドの東京ライブが、「ぼくらのクラブ」というオリジナル曲でスタートしました。

恋しくて(2007年)

石垣島で育った加那子は、幼なじみの栄順と再会し、彼と一緒にバンドを組むことになります。彼女は音楽が大好きで、歌手の母親とピアニストで作曲家の父親を持っていますが、4歳の時に父親がいなくなって以来、歌えなくなってしまったのです。彼女は栄順を歌わせることによって、自分自身を表現することができます。バンド名は「セイリョウズ」で、文化祭出場を目指して練習を始めます。しかし、遥かに実力も魅力も上のバンドが次々と現れ、セイリョウズはあっさり落選してしまいます。しかし、彼らは諦めずに、東京で開かれる全国大会への出場権をかけた本格的な大会を開催します。練習の甲斐あって、見事優勝するビギニング。最後に、加那子はある決意を秘めていました。

えんどうの花(2007年)

「えんどうの花」などの名曲で知られる沖縄の音楽家、宮良長包の生涯を描いたドキュメンタリー・ドラマです。大正10年、38歳の長包は沖縄県師範学校の音楽教師になり、斬新な作品を発表しながら、県内各地での音楽活動も始めます。やがて長包のメロディーは沖縄で愛される存在となりますが、軍国主義の影響が広がります。長包役には西表島出身のシンガーソングライター、池田卓が扮します。

ペンギン夫婦の作り方(2012年)

石垣島を舞台に、世の中で唯一の名字「ペンギン」夫婦が、美味しい料理で人を笑顔にしてくれる作品、「食べるラー油」がヒットするきっかけとなった映画です。

「辺銀食堂」の夫妻をモデルに、国際結婚や離島移住、帰化問題など、彼らのエピソードを描いています。小池栄子と台湾の俳優ワン・チュアンイーが主演し、ギョウコウと歩美の物語が展開されます。倒産した会社の影響で石垣島に移住した2人は、美味しい食材を使った新しいラー油の製造を始めます。苦労の末に成功し、人気を集めるものの、ギョウコウが国籍を移すために帰化申請すると疑惑が浮上します。

サンゴレンジャー(2013年)

美しい石垣島の海と自然を舞台にした物語。環境省の自然保護官である矢島が、美しいサンゴ礁を守るために奮闘します。彼は仲間を集め、橋の建設計画に反対する島民たちと共に立ち上がります。コミカルな場面もありながら、大人から子供まで楽しめるエンターテインメント作品であり、地球温暖化や自然破壊の問題を考えさせるきっかけを提供します。劇団EXILEの青柳翔が矢島を演じ、田中圭が彼の相棒・岸谷を演じます。また、佐々木希がヒロインの小学校教師・リサ役を務め、菅原大吉、池田鉄洋、小日向文世、高畑淳子、夏八木勲などのベテラン俳優も出演します。

絶壁の上のトランペット(2015年)

桜庭ななみと韓国の音楽グループ「TEEN TOP」のL.JOE(エルジョ)が共演した日韓合作ラブストーリー。心臓移植を受けた女子大生アオイが沖縄の小さな島で療養中、夏祭りでトランペットの音に出会う。絶壁の上でトランペットを吹くジオとの出会いが始まり、二人の距離が縮まっていく。しかし、最終日にアオイの心臓が再び痛み出す。桜庭ななみがアオイ役、L.JOEがジオ役を演じ、大塚寧々や辰巳琢郎も出演。監督はハン・サンヒ。

はるかなるオンライ山 八重山・沖縄パイン渡来記(2015年)

台湾の入植者がもたらしたパイナップルと沖縄の結びつきを描くドキュメンタリー。パイン缶工場の統合が進む中、林発と仲間たちは石垣島に渡り、苦難を乗り越えながらパイナップル栽培を成功させる。差別や偏見を克服し、彼らの子孫も文化交流に取り組む。沖縄と台湾の出会いと未来を探る。

海の彼方(2016年)

1930年代、石垣島へ渡った台湾移民の物語。台湾人でも日本人でもない彼らが時代に翻弄される中、ある一家の3世代の人生と記憶の軌跡を描く。石垣島で暮らす玉木家の88歳の玉代おばあさんは、大家族に囲まれながら生活し、米寿を迎えた後、長年の願いであった台湾への里帰りを果たすが、70年の歳月の変化に戸惑う。物語は台湾移民一家の家族愛や歴史の複雑さを浮かび上がらせ、観る者に感動と思い出を与える。

人魚のこころ(2017年)

お笑い芸人のノンスタイル・石田が脚本を書き、自ら出演したことでも話題になった映画!

石垣島で撮影されていた映画「人魚のこころ」。主演の女優・沖本さんは、追加撮影のために再び石垣島へやってきました。そこへこっそりプレゼントを持ってやってきた沖本さんの彼氏・縄井さん。マスコミから逃れようと、二人は石垣島を楽しもうとしましたが、実は彼らの行動を追っている人たちがいました。ホテルの外から部屋の様子をうかがう石塚さん、映画撮影スタッフを名乗る荒木さん、そして仲間の松垣さん。さらに、隣から怒ってくる謎の外国人も登場します。石垣島で巻き起こる不思議なコメディの始まりです!

詳しくはこちら

【石垣島編】八重山諸島が舞台になった映画まとめ

八重山諸島を舞台にした映画はとても多く、今回はメインの舞台を石垣島にしたものだけを厳選してご紹介していますが、ロケ地として撮影に使われたものすべてを紹介すると膨大な量になります。

それだけ多くの人に愛され、魅力の多い八重山の景色や文化を、ここで紹介している映画でぜひお楽しみください。

みなさんは何本見たことありますか?

次回は竹富島&その他離島編です。

【石垣編】八重山諸島が舞台になった映画まとめ

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